2018-07-22

miscellaneous notes #4

どうも、シゲロックです。

ひっそりこっそりブログを更新。笑
きっと誰も見ていないはずだ!
この記事はTwitterにも更新をつぶやかぬぞ。

今回の内容は雑記。
極めて個人的な話を。



最近長野に星空撮影旅を行いました。
全て車中泊、一人で。

元々は3日間の予定でしたが、
1日うまく撮れない日があったので
(霧が出て6時間粘るも残念な結果…)
延期して4日間の旅。

最近は色々なことがあったので
この旅は自分自身を見つめ直す時間にもなったのである。



そんなシゲロックさんは
なるべく上手く、効率良く、正しく行動しようとする癖があり
不器用ながらも塾考した上で旅を計画し、そういう行程になる。
ちょっとゆとりが足りない。
遊んでいるようで、遊びが足りない。

そしてそういう旅は…人が一緒に楽しむには窮屈すぎるなと。
全てが全て賛成できるなんて稀であるし
きっと口出ししたくても、
よく考えてあるとか、間違いじゃないとか
そういう風に理解しようとする思いやりがあればあるほど
思いとか意見とか言いにくくなるだろうな。

そしてこの癖はきっと旅だけではなく
普段の生活でもそう。
いや、むしろこっちが本筋か。
あぁ、すごく相手に窮屈な思いをさせる。
きっと思いやれる人ほど口出ししにくくなる。

本当に申し訳ない。

本来の旅の目的、生活の目的はそこではない。
純粋に旅を楽しむ
観たもの、感じたもの、美しいと思ったものを
素直に喜び、楽しみ尽くす

「あなたが納得するまでやればいい」

あぁ、色々分かった上で伝えてくれてたのだな。
なんて鈍感なのだ我。

そのことに旅の途中で気づいて
ちょっと楽しみ方を変えてみた。
あまりあれこれ考えず感じたまま楽しんでみた。

撮りたいと思ったものを我慢せず撮った。
時間も気にせず。
今までなら省いていたことも気にせず。
行き当たりばったり。

あまり気負うのをやめよう。
そんなに上手い旅じゃなくていい。
失敗してもいい。
またチャレンジすればいい。

少し遅いかもしれないが
この時間を、機会を持てて良かったのかもしれない。

さぁ、次はどこに行こうか。
まだまだ夏に撮りたいもの、見せたい景色はたくさんあるのだよ。
できれば、1人旅が続かないことを願って。



See You Soon

2017-10-08

星景写真を撮るために ~その2. 撮影タイミング~

どうも、シゲロックです。

さっそくですが
「星景写真」の第2回について

第2回は撮影タイミング

毎度ながら長文になるので、最初にマトメを

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①新月の日がベスト、新月前後がベター
②月が沈んでいるタイミングならまずまずOK
③撮りたい星、星座の見え方を事前にシミュレーションしよう
④もちろん夜空が晴れの日を

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①新月について


星空の星の明かりはとても小さな明かり
それは街の明かりに掻き消されるぐらい
(うちの街では2等星ぐらいまでが限界…)

夜空にも街の明かりのように星の明かりを消す存在…
「お月さま」がいます

月は本当に明るく、
真っ暗な場所でも満月の明かりの下なら結構見えます
満月は-12.7等星、半月でも-10等星っていう
よくわからないレベルの明るさらしく!
(普通の星は明るくて1等星)

となると、月の明るさが無い「新月」のタイミングがベスト
新月のタイミングはほぼ月に1度あります!
もしくは新月前後の日であればかなり暗いので大丈夫かと

よって星を撮る人々は「月齢」を気にします
シゲロックが確認するのはこのサイト↓


②月の出入り


月は約29.5日周期で満ち欠けが起きるので
月に1度は新月のタイミングがあるものの
そのタイミングで撮りに行けるとは限らず

ってときに考えたいのが「月が沈んでいる時間帯
月齢によっては明るさがある程度回り込んでしまうんで
新月ほどの暗さではないんですが
月が出ている時よりはベターなので
新月前後以外で狙うのであればそのタイミングかと

月の出入りは上で紹介しているサイトで計算できますよ

③お目当の星や星座の見え方をシミュレーション


「撮影に適したタイミング」は上の①と②を考えればOKとして
撮りたい星や星座が撮りたい位置や角度かどうかは
前もって調べるのが大事

立ち昇る天の川が撮りたくても、
行ってみたらその時間帯は地平線に平行に近い天の川だった…
ってならないようにしたいですね

ってことで第1回の記事でも紹介した星空アプリでのシミュレーションを怠らないようにしましょう!

右上の日時を変更すればシミュレーションできる!
Star Walk2…Android版
Star Walk2…iOS版

そしてもう一度言うと、
どの星空アプリでも同じことが出来るアプリなら
どれでも良いと思うので、ゴリ押しはしません。笑
(何の利権も絡んでいないフラットな記事です!笑)

④夜空が晴れの日を


「今日は新月、星座のシミュレーションもした…いざ出陣!」

ちょっと待て、天気は大丈夫か??

ということで別の内容ながら第1回と被るんですが
星空が本当に見れそうかどうか天気を確認しましょう

・前日までは星空指数で確認
 tenki.jpの「星空指数」のリンク
・当日はGPVの雲量を見て状況を予測
 GPVへのリンク…雲量を見れるサイトです


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以上
今回もまあまあ長文でしたが
読んだ方が星空を撮るのに良いタイミングに恵まれますように…!



See You Soon

2017-10-01

星景写真を撮るために ~その1. 撮影地~

どうも、シゲロックです。
またしても更新がとことん遅くなりましたが許せコノヤロー

そろそろ記事にしてみましょう
「星景写真」について

検索すると色々な人の記事がありますが
シゲロックなりに知見をまとめてみようと思います

第1回は撮影地

長文になるので、最初にマトメを

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①とにかく光害の少ない場所へ(有名な場所が光害少ないとは限らない)
②ランドマークと併せて撮るのがオススメ
 …(応用編)星空アプリでシミュレーション
③トイレの有無は大事
④撮影地は当日柔軟に決める
 …星空指数、GPV
⑤関西他、撮影地のメモ

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①光害について


星空を撮りたい方は

A.とにかく満天の星空を撮りたい
B.星空と地上の風景を一緒に撮りたい

どっちかに別れると思うんですが
Aの人はとにかく「光害の少ない場所」に行きましょう

光害マップのリンク

リンクを見て気づいてほしいんですが
『有名な星空観測スポットが光害少ないわけではない』

これは「星空を名物にしたい」とか「比較的行きやすい」とか
色んな要素が絡んで星空観測スポットが生まれているのかなと。

街から近いと夜空が明るくなってしまいますし
とにかく街、人里から離れた光害の少ない場所が良いです。
皆が知らない撮影地を開拓するのも楽しいですよ。



②ランドマークについて


Bの人は光害の少なさと併せて

・その場所ならではのランドマークが有る
 …天文台、灯台、風車、山、海、岩、池、などなど
・季節を感じるものがある
 …花、紅葉、雪景色、などなど
・ランドマークを除いて周囲が開けている
灯台と天の川を一緒に撮るとこうなる

こういったところに行くのが良いかと。
手っ取り早いのは有名な星空観測スポットですが
風景写真を撮り回る中で
「この場所なら星空と一緒に撮るとどうだろう?」
って考えつつ自分なりの撮影地を是非見つけてほしいです。

更にもう1歩踏み込むなら
「どんな星空と一緒に撮るか」を意識すべきかと
夏の天の川の濃い部分と一緒に撮りたいなら
南向きにランドマークがあれば良いですよね

そのときに星空ガイドのアプリがあるとシミュレーションしやすいです
シゲロックが使用しているのは「Star Walk2」

Star Walk2…Android版
Star Walk2…iOS版

無料版もありますが、広告が面倒なので有料パック課金。笑
世界中の場所(都市)を選びつつ日時、方位、仰角などを
シミュレーションできるので超役立つアプリ!
方位や仰角はもちろん、日時もシミュレーションできる

世界の都市でシミュレーション可
って薦めておいてなんですが
この手の似たようなアプリは沢山あるので
使いやすいのを選択すれば良いかと。



③トイレについて


光害の少ない場所で撮影するってことは
近くに便利なものは何も無い場合が多く…
ってことでトイレ大事

基本的に車での移動を想定して記事書いてますが

・撮影地にあればベスト
・近くにあればベター

特に車中泊やテント泊なら
どこでトイレが出来るかはしっかり確認が吉
日帰りでも気をつけた方がいいですよ



④撮影地は柔軟に


自然とはなかなか手強いもので
行きたい場所、都合の良い日に夜空が晴れてくれるとは限らない
これは自然を撮る者の試練の1つです(大げさではなく!)

近くに撮影地がある人ならまだしも
そうでない人にとってはとても辛いので
なるべく撮影の打率は上げるのが基本

そこで
・撮影地はいくつか候補を考えておく
・前日までは「星空指数」を参考にあたりをつけておく
 tenki.jpの「星空指数」のリンク
 ※このときに撮りたい時間帯と移動時間を把握しておく
・当日の雲量予測を「GPV」で見て移動開始時間までに撮影地を確定する
 GPVへのリンク…雲量を見れるサイトです

といった流れで撮影地を決めれば打率が上がります。
天文台の人からするとGPVの精度もいまいちらしいのですが
一般人にはこれが最適解かと…!



⑤撮影地メモ


ここまで読んでくれた方に感謝も含め
今までに撮ったところのメモを残しておきます
関西が中心で申し訳ないんですが参考になれば幸い…!

・沖縄県:石垣島の御神崎

…周りが真っ暗で満天の星空観れます
 今まで見た中で一番真っ暗な場所です
 超オススメですが夏は虫多いし暗すぎるし
 装備ちゃんとしないとダメかも
 崖から落ちたら死ぬのでライト絶対忘れないように
 トイレはあるけど虫が問題

・沖縄県:石垣島の南の浜町緑地公園

…光害はあるものの南十字星の撮影スポット

・愛媛県〜高知県:四国カルスト

…光害が少なく、良い星空が観れます
 風車や山荘などのランドマーク有り
 ここはテントサイトがあるのでテント泊がオススメ
 トイレや洗い場も有り

・徳島県:大川原高原

…少し光害あるものの風車や紫陽花と一緒に撮るのが◎
 トイレは夜閉鎖されていたかも

・奈良県:鶴姫公園

…関西だが光害少なめの良スポット
 周囲が山林で霧が出やすいので
 雨の日の後は避けた方が良いかも
 ランドマークの展望台、トイレも有り

・和歌山県:ごまさんスカイタワー

…道の駅だが周囲が開けているし
 ランドマークとなるタワーやトイレもある良スポット
 鶴姫公園同様、光害も少ない・霧が出やすい

・奈良県:曽爾高原

…やや光害有るが車で行きやすい
 ススキと撮ってみるのも良いかも
 (撮ったことないですが…!)

・奈良県:龍王ヶ渕

…やや光害有るが鏡池があってリフレクション狙える好スポット
 目的地付近が少し道細い

・奈良県:フォレストパーク神野山

…やや光害有り、山頂にランドマークあるが駐車場から30分ぐらい歩く
 ここに行くなら他を選ぶので、たぶんもう行かない。笑

・長野県:美ヶ原

…やや光害有るが山頂は360°開けているかつ
 ランドマークとなる塔がある
 山頂まで車で行けるのが素晴らしい
 あと、小屋で売っているチーズケーキがめちゃうまい。笑

・長野県:阿智村(富士見台高原)

…星好きに有名なスポットだが
 ゴンドラで登り下りするので
 自分の好きな時間帯に撮れるとは限らない
 長野県とはいえ関西方面から近い位置にあるのは◎

・長野県:涸沢カール

…光害がほぼ無いのはもちろん
 広大な涸沢カールから立ち昇る天の川がダイナミックで圧巻
 ぜひ超広角レンズで撮ってほしい
 行くのはかなり大変だが…
 (往復32kmの登山でテントや撮影機材背負う労力…)
 紅葉の時期に是非オススメ

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以上
かなりの長文でしたが
読んだ方が素敵な星空の撮影地に出会えますように…!



See You Soon